ボーンレックスが支援する株式会社エニキャリ、都内でスマートシティ実現に向けた新たな取組みを始動。深刻なドライバー不足においても顧客満足度を高める独自の配送サービス適用を実現。
「WakuWaku the World」をミッションに掲げ、挑戦者が挑戦者であり続けられる世界を目指す株式会社ボーンレックス(東京都千代田区、代表取締役 室岡拓也 以下、当社)は、東京都が主催する「東京都スマートサービス実装促進プロジェクト(以下、本事業)」のスマートサービス実装促進事業者として、東京のスマートシティ化を推進しております。
本事業を通して当社が支援している株式会社エニキャリ(以下、エニキャリ)が提供する配送管理システム「ADMS(アダムス)」を活用した配送サービスが、この度株式会社ホテラバが運営する日本最大級のカラーコンタクトレンズ通販サイト「ホテラバ」に導入されたことをお知らせいたします。
この度のサービス提供はエニキャリ初の倉庫間移動を含む広域EC配送事業で、サービスの統合や配送料の値上げなど急速に変化する小型商品宅配市場において、配送コストの削減のみではなく、配送サービスにおいてもさらなる向上を図るものです。エニキャリの独自開発した配送管理システムと全国規模の共同配送ネットワーク(配送網)を活用し、ホテラバの商品を迅速かつ高品質に顧客に届けることを実現します。
株式会社エニキャリが提供するサービスについて
今回エニキャリが提供する配送サービスは、独自開発の配送管理システム「ADMS」を活用しています。この「ADMS」は、クイックデリバリー、宅配、ルート配送、時間帯指定配送、オンデマンド配送といった多様な配送ニーズに対応する統合型ラストマイル配送管理システムです。配送・配車の計画、最適ルートの算出、配達員の割り当て、配達員専用アプリとの連携、追跡・配送状況の管理機能を備えています。これにより運行管理者、荷受人・荷主、そして配達員の全員に対して、効率的かつ自動化された配送プロセスを共有しラストマイル配送の最適化を実現します。今回のサービスは小型荷物(ポストサイズから160サイズまで)に特化し、コストパフォーマンスの高い、迅速な配送を実現することを目指しています。
株式会社ホテラバ コメント
昨今、人口減少や高齢化によるドライバー不足、都市部の交通渋滞、さらに輸送コストの増加などといった物流問題が挙がっており、EC事業者である弊社としましてもそのような問題に強い関心を寄せていた中で、エニキャリさんからご提案を頂き、導入に向けて準備を進めて参りました。まずは特定エリアからの導入になりますが、エニキャリさん独自のテクノロジーを活用し、より効率的で質の高い配送サービスが新しい物流の常識として標準化されていくという事は、様々な課題が山積みとされている物流業界において、持続可能な物流体制を構築する大切な要因となると考えています。またそのような配送サービスが浸透していく事で顧客満足度が高まり、さらに対象エリアを拡大できることを期待しています。
株式会社エニキャリについて
エニキャリはシェアリングエコノミーを通じて「地域に愛される持続可能なラストマイル物流インフラ」の実現を目指し、フィジカルインターネット(*1)インフラの構築を推進しています。独自の配送管理システムを活用し、デリバリーやテイクアウトサービスの構築、企業向け配送システムの開発・提供を行っています。また、共同配送網の構築などラストマイル物流を総合的に支援しています。小売業、EC事業者、不動産デベロッパー、配送事業者など、業種業態問わずニーズに応じた最適なラストマイル物流の構築・運用支援を行う物流DXです。
(*1)フィジカルインターネットとは、輸送手段や倉庫のシェアリングを基盤にした新しい物流モデルで、業務効率化やCO2排出量削減による持続可能な物流の実現に向けたロジスティクスシステムです。
東京都スマートサービス実装促進プロジェクトとは
東京都は、先端技術等を活用した便利で快適な都市「スマート東京」が実現されることを目指しています。「スマート東京」の実現を加速させていくうえでは、都内で数多くのスマートサービス(※)が実装され、都民がそれらのサービスを身近に感じ、その利便性を実感することが重要です。そのため本事業は、独創性・機動力にあふれるスタートアップ等が各エリアと協働することで、都民の暮らしの利便性・QOL(クオリティ・オブ・ライフ)を高める新しいサービスをスピーディに生み出すことを目的としています。
特設サイトURL: https://www.be-smarttokyo.metro.tokyo.lg.jp/
(※)スマートサービスとは
電動モビリティやAI等、より便利で快適な生活を実現することを目的に、デジタルを含む先端技術を活用したサービス。
PR TIMESプレスリリース