東京都は、イノベーションを生み出し、社会変革を促すスタートアップ(以下、SU)の実証実験をサポートし、SUの成長を着実に支援する「東京都スタートアップ社会実装促進事業(PoC Ground Tokyo)(以下、本事業)」を実施しています。
本事業では、革新的なビジネスアイデアを有し、新たなビジネス領域で大きな成長を志向するSUのニーズに合わせて、事業化に向けた実証実験を効果的にサポートいたします。
このたび、2022年度第2期採択企業を決定しましたので、お知らせいたします。また、本事業にご協⼒いただける企業、及び行政機関等の募集を行っております。
なお、本事業は株式会社ボーンレックス(東京都千代田区、代表取締役 室岡拓也)が受託し、運営します。
背景
東京の持続的な経済発展のためには、イノベーションを継続的に生み出していくことが求められており、そのイノベーションのエンジンとなるSUの創出が急務となっています。SUが事業を実現していくにあたり、仮説検証や社会実装の検証を行うことは不可欠である一方、その機会・リソースに乏しく、成長の機会を逃していることも少なくありません。そこで「東京都スタートアップ社会実装促進事業(PoC Ground Tokyo)」では、革新的なビジネスアイデアを有し、新たなビジネス領域で大きな成長を志向するSUのニーズに合わせて、仮説検証や社会実装の検証等に向けた実証実験を効果的にサポートすることで、SUの成長を着実に支援することを目的としています。
事業内容
本事業で採択されたSUは、東京都の支援のもと、自らの成長に資する仮説検証や社会実装の検証等に向けた実証実験を実施します。実施スキームは以下の通りです。
第2期 採択企業
書類審査・ピッチ審査を実施し、応募総数68件の中から第2期採択事業(6件)を決定いたしました。
<採択企業/実証するプロダクト・サービスの概要> ※五十音順
・aipass株式会社(辻慎太郎)
宿泊事業者の「業務効率化」と旅行者の「顧客体験向上」の双方に取り組むエクスペリエンスシステムを活用し、新たに旅行者のスマホを通じた広告・送客事業を展開することで、旅行体験のDXを加速させる
・ASTRA FOOD PLAN株式会社(加納千裕)
過熱蒸煎機を用いて食品残渣を新たな食品原料へとアップサイクルし、かくれフードロスの削減を行う
・エンゲート株式会社(城戸幸一郎)
スポーツ業界における新たな応援のカタチとしてスポーツギフティングサービス「エンゲート」を展開する
・株式会社CALCU(金子隆耶)
次世代ダストボックス「CALCU」により、食品廃棄の削減、最適化を行う
・cynaps株式会社(岩屋雄介)
ビル・オートメーションクラウド「BA CLOUD」を展開し、室内の換気状況を可視化し遠隔制御で省エネ換気を行う
・Cellid株式会社(白神賢)
3Dモデル作成サービス「Model Builder」を活用し、のり面などインフラ管理のコスト削減を行う
<第2期 今後のスケジュール(予定)>
2022年12月上旬 実証実験開始
2023年3月下旬 成果報告会(第1期を含め採択された全てのSUが出席)
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点よりプログラムの内容やスケジュールに一部変更が生じる場合がございます。
東京都スタートアップ社会実装促進事業|公式HP
PRTIMESプレスリリース