2021/10/07

ボーンレックス創業者メッセージ

創業ストーリー Founders’ Story

創業ストーリー

創業の理由

みなさんは、日本がどのくらい恵まれた国か、どれだけ成功している国か考えたことはありますか?義務教育を受け、多くの方が高校・大学と進学し、企業に就職。近年変わってきたとはいえ、終身雇用制度はまだまだ定着しており、約40年勤め上げた後は年金での生活が待っています。この仕組みの上では、個々人が深く考えずとも、命の危険にさらされることもなく、衣食住にも困ることはなく、一生を終えることができるのです。

この、社会が作ったあまりにも素晴らしい仕組みは、個々人の意志を投影せずとも、いわゆる成功者にもなれる仕組みとなりました。世界を見渡せば、こんな成功した国は本当にごく僅かです。

その一方で、失われたものもあると、私たちは考えています。

成し遂げたいことがあるにも関わらず、社会の設置したレールから外れて、自ら歩む方法がわからない人たち。また、そのレールから外れることを恐れる人たち。レールに沿って進もうとするあまり、「自分」というものが置き去りにされてしまっている人たち。レールに沿っていくつもりが、なにか一つの失敗をきっかけに、人生までも諦めてしまう人たち。

“夢” “生きがい” “自分の生きている意味” “自分らしさ”

気づくとこれらがないがしろになってしまっていると感じます。

今の社会にアンチテーゼを唱えているのではありません。私たちもこの仕組みに乗ってきているのですから、むしろ感謝をしているくらいです。けれど、自分の人生は、自分の意志で決断するものです。レールも、自分で敷くものなのです。

私たちは「自分」を見失ってしまった人たちに、夢を魅せ、生き方提案ができる存在でありたい。

「自分の人生を生きる」決断をした人たちには、その理解者であり、伴走者でありたい。

「自分の人生」を実行できる環境が、当たり前の世の中を創りたい。

そんな想いからこの会社は立ち上がりました。

創業当初の恐竜ちゃん。

今は少しデザインが変わりましたが、社名の由来である「生まれたて(born)のアイディアをティラノサウルス(T-rex)のような強靭な存在にする」という想いは現在も変わりません。

ボーンレックス創業パーティでの様子。ガジェットバンク(クラウドファンディングサービス)のリリース記念でもあります。これだけたくさんの方が集まってくださったことは、私たちにたくさんの勇気をくれ、より一層身の引き締まる思いでした。

創業パーティで着たTシャツBreathe Life into Great Ideas. (素晴らしいアイディアに命を吹き込む)

Don’t Let Your Ideas End As Idea. (あなたのアイディアをアイディアとして終わらせない。)

創業業初期から現在までの事業内容

創業当初は、クラウドファンディングを展開する会社でした。夢があるのに実行に移せていない人たちの原因は「資金」不足であると考えたためです。今となっては、問題は資金だけではなく、彼らのマインドにもあると考えていますが、創業初期は資金問題を解決することで、彼らの夢を実現できると考えておりました。

その後、クラウドファンディング以外での資金調達の支援メニューを拡充し、資金調達後の事業開始までを(開始後も)お手伝いをする、一気通貫での起業家支援サービスの提供を始めました。現在の「ちからぞえ」サービスです。

今ではその経験を活かし、大企業向けにはインキュベーション事業やオープンイノベーション事業(代理出産モデル)等で、新規事業立ち上げをサポートし、地方自治体向けには、地域活性化事業を展開し、教育機関向けにも授業や講義を行う等、事業の幅を広げています。

創業時に、日経新聞朝刊に掲載頂きました。

掲載にご協力いただいた吉川さんは今でも仲良くさせて頂き、大変感謝しております。創業パーティもそうですが、たくさんの方々に応援頂いて現在の私たちが存在しています。

私たちの存在意義

このように、現在は事業の立ち上げ支援をメイン事業として行っておりますが、それは私たちのミッションを達成するための一つの手段にすぎないのです。

今後世の中が変わり、誰でも簡単に事業の立ち上げができるようになれば、私たちはその世の中で「自分の人生を生きる」ために必要なものを提供することとなります。

「自分の人生を生きる」が当たり前の世の中を創る。

そのためにボーンレックスは存在し、社会に価値を提供し続けます。

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