1社目の採択企業にRYDE株式会社が決定し、東京都交通局との協働プロジェクトを開始
株式会社ボーンレックス(東京都千代田区、代表取締役 室岡拓也 以下、「当社」)は、東京都が主催する「キングサーモンプロジェクト(King Salmon Project)」(以下、本事業) の協働促進サポーターとしてスタートアップと都内行政現場の協働を支援し、スタートアップが成長できる機会・環境の提供を推進しております。
このたび、1社目の採択企業が決定されましたので、お知らせいたします。
事業概要及び支援内容
■「キングサーモンプロジェクト」事業概要
東京の抱える社会課題の解決につなげるプロジェクトを都内行政現場で行い、東京都がファーストカスタマーの役割を担うことで、スタートアップのプロダクトやサービスの普及拡大を図ることが本事業の目的です。さらに、東京都との協働、プロダクト・サービス導入をきっかけに、スタートアップがグローバルに活躍する企業へと大きく成長し、後続するスタートアップのロールモデルとなるような「キングサーモン企業」の輩出につなげることを目指しています。
本事業において当社は協働促進サポーターとして、これまで培ってきたノウハウや知見を活かし、スタートアップと都内行政現場の協働を支援し、スタートアップが成長できる機会・環境の提供を推進しています。
「キングサーモンプロジェクト」特設サイトURL:https://kingsalmon.tokyo/
■協働促進サポーターとしての当社の役割
当社は、個人起業家をはじめスタートアップや大企業の新規事業立上げを支援し、数多くの新規事業を世に送り出してきました。また、スピード感や企業体力が異なるスタートアップと行政や大企業との協働事業においても同様に数多くの成果を出し続けております。双方が本質的な実証実験を遂行し、圧倒的な成長を遂げるための課題を的確に捉え、メディア露出や資金調達に至るまで一貫した支援を行っています。これらの経験を活かし、「協働促進サポーター」として、都内行政現場とスタートアップの協働を支援し、スタートアップが成長できる機会・環境の提供を推進していきます。
■支援内容
1. スタートアップと都内行政現場のマッチング
スタートアップと都内行政現場のマッチングを行い、協働プロジェクトの組成・実行等の支援を行います。都内行政現場の現状、課題感、特徴等を把握し、スタートアップとの連携に向けた都内行政現場の環境構築をした上で、適切な都内行政現場とのマッチングを支援します。
2. 協働プロジェクトの組成・実行等の支援
資金、技術、環境、ネットワーク支援などのあらゆる側面から、協働プロジェクトの実施に必要な費用、不足分野の知見等を補います。また、キングサーモン認定企業(※)に向けて、プロジェクト遂行までを伴走型で支援します。
(※)地方自治法施行令第167条の二1項4号に基づく認定を東京都が行います。認定後は、東京都の各部署において随意契約による購入等が出来るようになります。(購入等を確約するものではありません。)
3. 協働プロジェクト実施費用の支援
協働プロジェクトの実施にかかる費用について、本事業が一部支援します。
例:
・スタートアップが他企業とコンソーシアム形式を組んでプロジェクトを実施する場合にかかる他企業からのサービス購入費用や外注費用等
・既存のプロダクト・サービスをプロジェクト内容や実施フィールドに適するものに調整する場合の費用等
4. 国内外における成長促進の支援
国内企業や自治体に向けたプロダクト・サービス導入支援や資金調達にかかる支援、海外企業からの受注、プロダクト・サービス導入やBtoC展開等、海外市場での販路拡大を支援します。
5. 成果発信等の広報支援
協働プロジェクト事例のPRを行い、スタートアップごとに最適なメディアにアプローチをする等、事業拡大(行政他、民間企業への横展開)につながる広報支援を実施します。
尚、スタートアップからのご提案は随時お受けしておりますので、以下連絡先までご連絡ください。
株式会社ボーンレックス(キングサーモンプロジェクト・協働促進サポーター)
E-mail:kingsalmon@bornrex.com
採択企業のRYDE株式会社について
「二次交通をもっとわかりやすくもっと簡単に」をミッションに掲げ、全国の二次交通のDX推進に取り組んでいます。各地の地域交通が、デジタル化の波に乗り遅れ取り残されてしまうのではなく、デジタル化によって、日本を地域から強く元気にしていくことを目指しています。「RYDE PASS」の交通事業者様・自治体様への導入によって、全国の様々な地域交通を、わかりやすく、簡単に利用できる社会を実現し、地域交通の活用を通じた全国各地の活性化に努めています。
RYDE株式会社/https://ryde-inc.jp/
協働プロジェクトについて
ICカード、磁気乗車券、紙のきっぷなど、乗車券の形式が多様化することで、交通機関の利用が煩雑化することや、顧客属性・顧客導線などを容易に取得できないことから、顧客情報をマーケティングに活用できない事態が社会的課題として捉えられています。そこで東京都とRYDE株式会社は本事業において、モビリティ・プラットフォーム「RYDE PASS」(アプリ)を通じ、様々な乗車券をデジタル乗車券として一元化し販売、さらに「お客様」の分析や「お客様」や「地域」との関係構築を実現させることをめざします。
■協働プロジェクト情報
【概要】
アプリ「RYDE PASS」を通じた東京さくらトラムにおけるデジタル乗車券販売等
【都政現場】
東京都交通局
【プロダクト・サービスの概要】
RYDE PASSは、事業の大小や対象地域を問わず、鉄道、バス、路面電車、旅客船などの様々な乗車券を、簡単かつ持続可能にデジタル化を実現するモビリティプラットフォームです。RYDE PASS を導入することで、既存の乗車券のデジタル化を実現します。
【期待する効果】
・アプリを通じて乗車券をキャッシュレスで購入が可能に
・沿線店舗等のデジタルクーポンの発行を通じ、沿線の賑わいを創出
・マーケティング分析を通じ、より利便性の高い企画乗車券を開発
「キングサーモンプロジェクト」特設サイト
PRTIMESプレスリリース